さらだたまこです。
9月8日（日）のライブのお知らせです。
ルフラン　Ｖｏｌ．１『パリが愛したココットたち』

これまでもLiVEのお知らせはこのサイトでもたくさんお知らせしてきましたが、これまでと何が違うかというと、私「さらだままこ」もステージに登場しちゃうことです！
ラジオパーパーソナリティもやってますので、イベントの司会もしてますし、作家ですから講演でお話することもあります。
ただ、人前で歌ったり、踊ったりするのは今回初めてです！
えー！　歌うの？　踊るの？　とビックリされるかもしれませんが、LiVeですから、いろいろ盛りだくさんです。
6人の違った職業の女子が集まって、ピーチクパーチク姦しく、歌い、踊り、語り・・・そして今回は「占い」があるのが特徴！
で、お芝居ではないのですが、何か統一した世界観があった方が芝居小屋の空間がしまるだろうと考え、女性が一番したたかに輝いて女子パワーが世の中にいろいろな影響を与えた19世紀末～20世紀初頭を舞台に、彼女たちへのオマージュも込めてLiVEのタイトルを「ルフラン」にしました。
ルフラン(Refrain)はフランス語で、英語のリフレーン（繰り返し）という意味。
19世紀のパリ・モンマルトルのシャンソン酒場では、時代を映す洒脱な唄が人気を集め、客席も一緒に歌を楽しめるようにサビやエンディングを繰り返し歌い、みなで合唱しました。（楽典的な説明をすると小難しくなりますが、要は覚えやすくて楽しいメロディはみんなで何度でも繰り返し、盛り上がりたくなるのが人情ってもので、実際フランスでワインパーティなどにお呼ばれすると、陽気な民謡をみんなで歌うのですが、まあ、しつこく何度も同じサビを繰り返すわけで、ああ、これがルフランのお国柄なのねと実感した次第！）
なので、このLiVEもさまざまなパフォーマンスを繰り広げ、ルフランの大合唱でストレスを発散してカタルシスを得る・・・というのがコンセプトです。
私の役割は原則、司会進行ではありますが、バスガイドさんが乗客を乗せてみんなで歌ったり、あのような手法でみなさまをナビりたいと思っております。ですので、お気に召したら客席からでも皆様一緒にルフランを歌ってください。
今回は、「パリが愛したココットたち」というサブタイトルをつけました。ココットはココット料理などと言いまして、オーブンで煮込みなんか作れちゃう陶製のお鍋のことですが、快楽の女王を意味する言葉でもあり、高級娼婦のことをいいました。吉原でいう花魁ですね。
花魁がお江戸のファッションリーダーだったように、ココットも20世紀初頭に文学や芸術にも様々な影響を与えてまた、自ら文化を創り出しました。
ルフランのLiVEでは、そうしたココット達に憧れながらパリに生きた底辺の女性達のしたたかで、しなやかな心根と、現代に生きる私たちの心を結びつけるショーケースとしてお届けできればと思います。
私もそんなことで、皆様の前でちょこっとだけ歌います。艶歌（えんか）というジャンルで。私は、日本の艶歌師のパイオニア・添田唖蝉坊先生を私淑しており、艶歌師と名乗るにはおこがましいのですが、頭にルフランをつけて「ルフラン艶歌師」ならまあ、ご愛嬌となろうかと。ルフランのシャンソンも艶歌もエレジー（哀歌）であることでリエゾンできる言葉です。
モンマルトルのルフラン師アリステッド・ブリュアンのしゃがれた歌声と、唖蝉坊先生の寂寥色の声を心に響かせながら、タマコ流にパリの空気を想起した節回しをいたします。（ってどういうこよなのか？？？）
もっとも、歌はLINEサイトで人気の占い師「ジョカ」こと愛新覚ゆうはんちゃんの謎めいた魅力の歌声！
そして今回は本邦（奔放）初公開、PiNKEiGAの巨匠・吉行由実さんの官能語り＋歌！
これに、浅草リトルシアターのスター、牧瀬茜ちゃんのストリップダンスがコラボ！
ここに、私の作家仲間井上季子ちゃんとの漫才的司会進行が化学反応。
ピアノ伴奏の亜紀子ちゃんは鍵盤上の即興詩人！
とにかく、今回のメンバーは全員脚本が書けて物語を創れる人たちなので、LiVE構成はとてもラクチンでした。
2時間の「浅草モンマルトル」の面白空間にどうぞ、ご参加くだされば幸いです！
一日二回公演。マチネは希望により、女子限定（オネエ様であれば歓迎）の女子会といたします。
夜の部はどなたでも大歓迎！

【開催日時】
2013年9月8日（Sun.）　
昼の部　Start　14:30　（Open　14:00）　
夜の部　Start　18:30　（Open　18:00）　
＊昼の部は女性限定。オネエ様方は歓迎いたしますが、殿方はごめんなさい。
＊夜の部はどなたでもOK！

於：浅草リトルシアター　アクセスMAP　は　こちら
　　東京都台東区浅草1-41-7 清水ビル2F

￥3,000（前売）　\3，500（当日）

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