ソロミュージカルというジャンルをご存じでしょうか?
劇団四季出身で、数々のミュージカルシーンで活躍する沢木順さんが、自ら企画したコンテンツ。
2009年11月に東京の内幸町ホールで初演した『ロートレック』が、2010年5月22日に新神戸オリエンタル劇場で再演決定。
この作品の構成・脚本・作詞をさらだたまこが担当しています。

沢木順ソロミュージカル『ロートレック』

沢木順ソロミュージカル『ロートレック』

『ロートレック』は沢木順ソロミュージカルの第2弾!(第1弾は小泉八雲)。
ソロミュージカルは、たった一人で演じるミュージカルであるとともに、
沢木さんの場合、役者本人が企画から、原案、脚本、作詞、演出にいたるまで自らプランを練り上げて形にしていったものです。
本人曰く「落語の発想です。落語を歌と語りと踊りで表現したのがソロミュージカル」
舞台に登場しても、ほとんど素顔に近く、モノトーンのシンプルな衣装。セットも小さな箱があるだけ。装置も照明もいたってシンプル。
だけど、イマジネーションはふくらみ、色鮮やかな絵画の世界と、デカタンスなパリの世紀末の風景と時代を彩った人々の顔が次々と浮かんできます。それは、まさに落語の世界。
で、私の仕事はというと、このロートレックの作品に関して、37年のロートレックの人生にはせる沢木さんの熱い思いを約1時間半のステージに集約して構成し、脚本、作詞を整えることでした。
19世紀末、パリのモンマルトルのキャバレー『ムーランルージュ』のポスター画で一躍人気を博した画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの波乱に満ち、愛に満ちた生涯を歌と踊りで描いた作品。
ミュージカルだけに、歌が8割を占め、コンサートのように楽しんでいただける作品を目指しました。
5月22日、新神戸オリエンタル劇場のチケットは今日から一般発売が開始です。
どうぞ、よろしく!